ヘビの気管 

爬虫類の麻酔コントロールは一般に犬猫などの哺乳類よりも難しいとされます。 難易度というよりも身体の構造がまるで異なるので わかっていない点が多すぎるとも言い換えられるかもしれません。 特に水生種は呼吸を止める時間が長いの […]

カメ類の中耳炎

カメの仲間は中耳炎が頻発します。 どの種類のカメでも見られるのですが なぜか最近はアメリカハコガメの仲間が多く来院しています。             &nbs […]

外傷はあなどれない

傷には強いと思われがちな爬虫類ですが 痛みよりも二次的な感染は怖いことも多いです。 水生種なら水カビ病。ワタみたいにあっという間に増殖します。 陸生種だとわりと多いのが患部からの持続的な出血。     […]

卵詰まり多発中です、注意!

暖かくなってくると例年多くなるのが卵問題。 カメの場合は産まれないももちろんですが、 卵の発生過程で「卵胞うっ滞」という病態によく遭遇します。 ミドリガメ、クサガメで圧倒的に多く、 (これは好発腫というよりはたくさん飼わ […]

入門種と呼ばれるものの注意点

即売会イベントが盛んですね。 そこから迎えた個体を診察する機会が増えてきました。 レオパ、フトアゴ、ボール、ヘルマンあたりが筆頭で ツノガエルも最近多いです。 これらは安価になっていますが飼育環境は重要です。 かごに入れ […]

傷つけないように注意

金魚のお問い合わせが多くなりました。 観賞魚の中でもグッと長生きで飼われているご家庭が多いのだと実感します。 飼育方法だったりは飼育の歴史が長い金魚では今や媒体もたくさんありますので 情報収集は難しくないかと思います。 […]

足底皮膚炎

ウサギやモルモットで有名なソアホック。 猛禽類で有名なバンブルフット。 あしの裏に潰瘍を作る病気です。     ウサギでは体重増加や硬い床などが原因で 血行不良が起こるために発症します。   […]

海水魚の治療

当院は観賞魚も診療対象です。 魚もいろいろな病気がある中で当たり前の考え方がとても重要。 それは感染症では飼育水を介して他個体に伝搬すること。 白点病でもイカリムシでもエロモナスでもそこは同じ。 隔離治療が必須です。 & […]

ヘビ類の外傷

飼われているヘビの仲間は思わぬところで傷を負っていることがあります。 飼育環境がシンプルなものだと起こりにくいはずなのですが 保温器具によるやけどは頻繁に診察する機会があります。       […]

ヘルマンリクガメ

クチバシが伸びすぎてしまうリクガメは頻繁に診察する機会があります。   伸びすぎてしまった部分を削らばいいだけと思われがちですが 安易な考えをもとにつたない手技でやってしまうと とりかえしのつかないことも生みか […]