両生類の診療
両生類の仲間はその特異な姿から近年はポピュラーなペットとして広く飼われています。その種類は非常に多様で、飼育環境もそれぞれの種の生態に沿ったものを用意してあげなくてはいけません。両生類の多くは外部環境の変化に強くないものが多く、ストレスを感じやすい動物でもあります。爬虫類よりもさらに情報が少ない両生類ですが、当院は飼育指導をはじめとし、各種検査を用いた獣医学的アプローチのもと、正確な診断・治療をご提供できるように努めてまいります。
診療対象種
日本生息種
アズマヒキガエル、ミヤコヒキガエル、ニホンアマガエル、モリアオガエル、トノサマガエル、アカハライモリ、シリケンイモリなど採集・飼育禁止種をのぞくすべての両生類
カエル
イエアメガエル、ツノガエル類、マルメタピオカガエル(バジェットガエル)、アフリカウシガエル、トマトガエル類、ヤドクガエル類などすべてのカエル
有尾類
ウーパールーパー、タイガーサラマンダー、ファイアサラマンダー、イベリアトゲイモリなどすべての有尾類
診療内容
一般診療
健康診断、飼育相談、各種手術の相談、セカンドオピニオンなど
各種検査
血液検査、レントゲン検査、超音波検査、糞便検査、眼科検査、感染症検査、微生物学検査、形態学検査など
外科手術
卵巣卵管疾患、体表腫瘍の摘出、異物誤飲における腸切開や胃切開、骨折整復など
クランウェルツノガエルのCT検査 |
ウーパールーパーの腸閉塞のレントゲン |