飼育容器にご用心
今年はアミメニシキヘビの脱走がまたありましたね。
今回のは無許可飼育ということで追及されたようですが
動物の遺棄ということになると
今度は動物愛護法の範疇になってきます。
捨てたのではなく、逃げたということになると
法律としては非常にデリケートな問題になってきます。
大型の爬虫類だからゆえにニュースになっていますが
小さい個体や種類こそ逃走は注意しなくてはいけません。
こんなことを理由に飼育に制限がかかってしまうのは
避けたいところですね。
ナミヘビはありえないくらいの隙間から。
ボア・パイソンは破壊して。
モニターも破壊系。
リクガメは他の個体に乗っかって柵を乗り越えたり。
壁チョロヤモリは隙間からあっという間に。
そして写真のトゲオイグアナやフトアゴなどは
蓋を持ち上げてちょろっと出たり。
そしてその蓋は閉まったりするので密室事件のように。
かつての診察では逃げ出した個体が
ゴキブリホイホイに捕まったり、
他の水槽に落ちたりなんていう悲惨な事故もありましたから
何度でも注意してあげてください。