クチバシの過長
カメの中でも特にリクガメ類で
クチバシの伸びすぎが見られることがあります。
どの種類でも起こりえるんですが
地中海リクガメの診察機会が多いです。
ロシアリクガメ(ヨツユビリクガメ、ホルスフィールドとも呼ばれます)
ギリシャリクガメ
ヘルマンリクガメ
などが多いです。
もっとも、そもそもの飼育頭数が多い種類ですね。
伸びすぎてしまったクチバシは削るのですが
軽視してはいけません。
最近、自宅でやってみたらうまくいかなかった
という症例をしばしば診ます。
とりかえしつかないことがありますので
受診をおすすめします。
ちなみにうまくいかなかった例としては
削りすぎてしまい、かみ合わなくなった→もうカメが自力で食べることが不可能になります。ケアが相当大変です。
処置したあと、食べなくなった→あごの骨が折れていました。これも治療は数か月を要します。
どれも悲惨なことになってしまいました。
本当に注意です。