秋は各地でイベントと称される即売会の開催が多くなります。

 

寒い時期は爬虫類は保温が大変だし、

真夏は致命的なオーバーヒートの危険をはらんでいますので

この時期は適期と言えるかもしれません。

 

 

 

即売会で注意していただきたいのは店頭で口頭で説明されるようなことが

ごった返しているイベント会場ではやや不完全なものになりかねません。

これはお店側だけの問題とも言えないと思います。

せめて何を食べるのか、何を与えていたのかぐらいは聞いておきましょう。

そして迎えたての個体にすぐの給餌は特殊な種類をのぞき、ご法度です。

そのあたりも通常は説明があるはずですからしっかりと聞いておきましょう。

 

 

 

というのは

この時期に

「食べない」と言って来院する爬虫類が急増します。

 

紫外線はついているけど保温が不完全だったり

生餌にしか餌付いていないのに「人工飼料を食べてくれない」など

飼育の延長とも呼べるような相談内容だったりします。

とても大切なことなので診察室でもお話はしていますが

具合が悪くなる前に対処しておきたいポイントです。

 

イベントには希少な高額生体もたくさんいます。

飼いやすい、丈夫　

ということではありませんので

迎えてすぐは慎重に観察しましょう。

 

 

 

 

 

見かけることの少なくなったインドホシガメ。かっこいいですね。

20年くらい前はピンポン玉サイズの個体がたくさんいましたねー。