ミドリガメの足底皮膚炎

これ、ミズガメ飼育において

めちゃくちゃ多く見られます。

特にミドリガメ、クサガメ、ミシシッピニオイガメ、カブトニオイガメ。

そう、丈夫な入門種(この言葉が適切かどうかはちょっと置いといてください)に

とても多いのです。

 

 

 

あしのうら。

 

 

 

 

あしの裏の皮膚がズル剥けていますね。

これは皮膚病の範疇ではありますが

メカニズムは物理的な圧迫です。

 

 

 

本来、水につかって泳いでいる時間が長い種類は

足がボートのオール構造になっています。

陸の上を長時間歩く専用には作られていないのです。

だからこの病気はリクガメではありません。

鳥だとアヒルに多い病気です。メカニズムもほぼいっしょ。

 

 

ズバリ、これらの種類は水深をとって飼育することが大切です。

甲羅の半分が常に出ているような浅さでは

浮力が生まれませんので四肢に負担がかかりすぎるのです。