イエローヘッドモニターの口吻病変

モニター類にはちょいちょいこういう病変が見られます。

 

 

 

口の周りに傷。

けっこう血がにじんでしまったり、二次感染を起こしたりと

早めに治療に取り組まないと厄介なものも見られます。

 

 

「狭い所で飼育しているとぶつけてしまう」

 

 

かねてより言われていることですが

それだとモニター類にだけ多発する理由になりません。

 

たしかにバシリスク類やウォータードラゴンなど

驚いてケージの中を暴れまくって鼻先をつぶしてしまう

っていうのは当院でも来院理由が多いケースの一つです。

ドラードキャットもそうですよね、

鼻先がつぶれていない大型個体を見かけません。

ピライーバやゴスリニアは大丈夫なのに・・・なぜなんでしょう。

 

 

 

 

個人的には感染症の関与が強く疑われる症例が多いので

早めに治療をスタートしたほうがいいと思います!