ヒョウモントカゲモドキのクリプトスポリジウム
クリプトスポリジウムとは病原体の一種で、
ヒョウモントカゲモドキだけではなく他の爬虫類も
鳥や哺乳類にも感染します。
ところがヒョウモントカゲモドキは飼育されている数も多いために
「レオパのクリプト」
などと表現されて、特有の病気として語られがちですが
決してそうではありません。サバンナモニターにだって感染します。
嘔吐や下痢、痩せていくといった症状が主であり
食欲不振になる個体もいます。
症状は出たり出なかったり、重かったり軽症だったりと様々です。
痩せこけてしまった個体。でもこれでも食欲はあります。
治療は確立された根治方法がいまだに解明されていなく
緩和治療、支持療法が基本となります。
ただ、これをすることで数年問題なく過ごしている個体もいますので
治療をしてあげる価値は大きいと思います。